
ブログ記事を書くだけでも疲れるのに、アクセス解析の設定まで必要なのかと感じている方もいると思います。
GA4、測定ID、データストリーム……。言葉だけ見ると、何から手をつけていいか分からなくなりますよね。
ただ、実際に作業してみると、手順自体はそれほど複雑ではありませんでした。「GA4側で測定IDを取得する」「はてなブログ側に入力する」「動いているかを確認する」の3ステップだけです。この記事で扱うGoogleアナリティクスの設定だけなら、慣れていなくても長時間かかる作業ではありません。
GA4の全機能を最初から理解する必要はありません。まずは「アクセスを計測できる状態にする」ことだけを目標にしてください。
なお、記事中に設定画面のキャプチャ等を張っていますが、これは2026/5時点のものです。最新版とは画像や記述が異なる場合があります。
GA4と測定IDとは何か、最低限だけ整理する
設定作業に入る前に、用語を2つだけ確認しておきます。
GA4(Googleアナリティクス4) は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。ブログに何人が訪れたか、どの記事が読まれたか、どこから流入してきたかといったデータを記録・確認できます。以前のバージョン(ユニバーサルアナリティクス)は2023年に終了しており、現在はGA4が標準です。
測定ID は、GA4のウェブデータストリームに割り当てられる識別子です。「G-」から始まる英数字で、このIDによって、ブログのデータが自分のGA4プロパティに送られるようになります。この値をはてなブログに入力することで、計測が始まります。
「GA4の設定方法」を検索すると、プロパティ、データストリーム、イベントなど、聞き慣れない言葉がたくさん出てきます。設定するだけなら手順はシンプルですが、「何に使うのかよくわからない項目」が画面上にたくさんあります。最初からすべてを理解しようとすると手が止まるので、この段階では「測定IDを取得すること」だけを目的にしてください。
Googleアカウントがあれば準備はほぼ整っている
Googleアナリティクスを使うには、Googleアカウントが必要です。GmailやGoogleドライブをすでに使っているなら、そのアカウントで始められます。
ブログ運営専用のGoogleアカウントを作っている方は、そちらを使う方が後で管理しやすいです。既存のアカウントでも特に問題はありません。
GA4で測定IDを取得する手順
Googleアナリティクスにアクセスしてアカウントを作成する
ブラウザで「Googleアナリティクス」と検索し、公式サイト(analytics.google.com)にアクセスします。
初回ログインの場合、「測定を開始」というボタンが表示されます。クリックするとアカウント作成の画面に進みます。
アカウント名は、後で見て分かるものであれば何でもかまいません。ブログ名や自分の名前などを入れておくと、複数サイトを管理するようになったときに区別しやすいです。入力したら「次へ」をクリックします。
プロパティを作成して測定IDを取得する
次に「プロパティ」を作成します。プロパティとは、計測するサイトの単位です。ブログ1つ=プロパティ1つです。 画面左下の歯車⚙のマークをクリックした後、画面左上に「作成(+)」というボタン⇒「プロパティ」を選びます。
設定する項目は以下の3つです。
- プロパティ名:ブログ名など、分かりやすいもの
- タイムゾーン:日本
- 通貨:日本円

続いてビジネスの詳細を聞かれますが、副業ブログの場合は「その他」を選択すれば問題ありません。ビジネス目標の選択も求められますが、「ウェブ / アプリのトラフィックの分析」を選んでおけば、基本的な計測には対応しています。

設定が進むと「データの収集を開始する」という画面になります。「ウェブ」を選択し、ブログのURLとストリーム名(ブログ名など)を入力します。

入力後に表示される画面に、「G-」から始まる測定IDが表示されます。この文字列をコピーしておいてください。次のステップで使います。
設定項目の多さよりも、「どれが必須で、どれが後回しでよいのか」が分かりにくいと感じるかもしれません。最初は測定IDの取得だけを目的にして、細かいレポート設定は後回しで大丈夫です。
はてなブログにGoogleアナリティクスを設定する手順
GA4側で測定IDを取得したら、はてなブログ側に入力します。
はてなブログの管理画面にログインし、左メニューから「設定」を開きます。
タブの中から「詳細設定」を選択し、ページ内を下にスクロールして「解析ツール」という項目を探します。
「Google アナリティクス 4 埋め込み」という欄に、先ほどコピーした測定ID(「G-」から始まる文字列)を貼り付けてください。
入力したら、ページ下部の「保存する」ボタンをクリックして完了です。
操作自体は数分で終わります。はてなブログのプランや今後の仕様変更によって、設定画面の表記が変わる可能性があります。表記が異なる場合は、はてなブログの公式ヘルプも参照してみてください。
ブログの初期設定全体の優先順位については、「はてなブログPro初期設定の優先順位|会社員がAI副業ブログを止まらず始めるための分割手順」でまとめています。設定項目が多くて迷っている方は、そちらも参考にしてみてください。
設定後に計測できているか確認する
GA4のリアルタイムレポートで確認する
設定が正しく完了しているかは、GA4の「リアルタイム」レポートで確認できます。
GA4の管理画面左メニューから「レポート」→「リアルタイム」を開きます。その状態で、別のブラウザタブからはてなブログのトップページや記事ページにアクセスしてみてください。
数秒〜数十秒後にGA4のリアルタイム画面にアクセス数が表示されれば、設定は正常に機能しています。自分のアクセスが「1」と表示されれば成功です。
反映には時間がかかることがある
設定直後にリアルタイムで表示されない場合でも、すぐに設定ミスとは判断しないでください。タグの読み込みには数分かかることがあります。時間をおいてから再確認してみてください。
また、GA4は「設定以前のデータ」をさかのぼって取得できません。早めに設定を済ませておいた方がいい理由のひとつです。
ブログを立ち上げたばかりの時期は、アクセス数がほとんどゼロです。それは設定の問題ではなく、Googleにブログが認知されて検索対象になるまでに一定の時間がかかるからです。
プライバシーポリシーへの記載も忘れない
設定作業だけで満足してしまいがちですが、Googleアナリティクスを導入した場合は、ブログのプライバシーポリシーにも記載が必要です。
Google公式の方針として、Googleアナリティクスを使用する場合は、使用していることの開示と、データが収集・処理される仕組みについてユーザーへの説明が求められています。
すでにプライバシーポリシーページを作成している場合は、以下の内容を追記しておくと安心です。
- Googleアナリティクスを利用してアクセス解析を行っていること
- Cookieなどを使用してデータが収集される場合があること
- データの収集を望まない場合は、ブラウザの設定で無効化できること
この記載は、設定完了後にあわせて確認しておきたいところです。プライバシーポリシーをまだ作っていない方は、先に用意しておく方が順序として自然です。
設定後に最初に見る数字は3つだけ
Googleアナリティクスを設定した後、何を見ればいいか迷う方が多いと思います。
正直に言うと、アクセス解析を入れれば自然に改善点が分かる、というわけではありません。
設定直後は数字が少なすぎて、正直なところ分析らしい分析はできません。
具体的には、以下の3つだけを確認するくらいで最初は十分だと思っています。
- アクセスがあるか(1日でもアクセスがあれば、計測は機能している)
- どの記事が読まれているか(読まれた記事のテーマや傾向をつかむ)
- 検索流入が出ているか(オーガニック検索からのアクセスが増えれば、記事が検索対象になり始めたサイン)
GA4のデータが本当に役立つのは、ブログが検索エンジンに拾われるようになってからです。立ち上げ直後は、データが少なすぎて判断材料になりにくい面があります。 設定だけ済ませておくと後々役に立ちます。それほど難しくはないので、済ませておきましょう。
記事を公開した後の具体的な作業の流れについては、「ブログ記事を公開したあとにやること|インデックス登録・X投稿・内部リンク確認の手順」でまとめています。設定後に次に何をすればいいか気になった方は、あわせて読んでみてください。
まとめ
はてなブログへのGoogleアナリティクス設定は、大きく3つの手順で完了します。
- GA4でアカウントとプロパティを作成し、測定IDを取得する
- はてなブログの「詳細設定」→「解析ツール」→「Google アナリティクス 4 埋め込み」に測定IDを入力して保存する
- GA4のリアルタイムレポートで計測が始まっているか確認する
設定してすぐに数字が動くわけではありません。
また、最初からGA4の全機能を理解する必要もありません。まずは計測できる状態を作ること。プライバシーポリシーへの記載もあわせて確認しておければ、今日の作業としては十分です。
ブログ全体の進め方や次にやることの優先順位を整理したい方は、「AI副業ブログの方向が見えない会社員へ|月数千円までの現実的なロードマップ」も参考にしてみてください。